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BlackBerryについて

BlackBerryは、カナダのリサーチ・イン・モーション社が、1997年に開発したスマートフォンです。欧米のビジネスマンを中心に広く 使われていて、世界で175カ国4600万人以上が利用、1億1千万台以上が販売されています。日本でも、約4,000社が導入をしています。 主に、法人向けサービスのBlackBerryEnterprise Serviceと、個人・中小企業向けサービスのBlackBerryInternetServiceの2種類があります。 発売当初は、「電子メールの使えるキーボード付き"双方向ポケットベル"」とでもいうべきものでしたが、その後はPDAに小型のキーボードを 備え付けた形態となっています。通常のPDAに含まれる住所録やPIMといった機能に加えて、音声通話機能やインターネット上の ウェブサイトの閲覧、プッシュ型電子メール、やインスタントメッセンジャー更に、マイクロソフトのOfficeアプリケーションファイルや PDFの編集と閲覧機能も備えています。多機能ですが他のスマートフォンと違い、端末自体で複雑な設定をしなくても、社内ネットワークへの セキュアなアクセスやメールの送受信、Webの閲覧、メッセンジャーを使った文字メッセージのやりとり、PIMの同期などが出来ます。 こうした多機能ながら手軽さが受けた事と、Push型のメールが外出先や自宅での電子メール確認等を容易にしたことなどにより、 2004年頃からアメリカで急速に普及しました。端末は、QWERTY配列キーボードを搭載した機種が中心ですが、SureTypeと呼ばれる 1つのキーに「QW」「ER」のように2つの文字を割り当てた機種も存在するようです。最近では、ストレートタイプだけだったBlackBerry 端末に、折りたたみタイプの機種やタッチスクリーンタイプの機種スライド式も発表されています。2010年秋にはタブレットタイプの端末も 発表されるなど様々なタイプの端末が開発されているようです。近年ではビジネスだけでなくコミュニケーションにも力点を置き、 Twitterやfacebook、MySpace、mixiといったSNSやGoogleクラウドとの連携なども高めています。

BlackBerryネットワークサービスについて

BlackBerryのネットワークサービスについて紹介します。

BlackBerryEnterpriseService(BES)

BlackBerryの企業向けソリューションであり、企業の設置するグループウェアであるIBMのLotus NotesやMicrosoftExchangeServerNovell GroupWiseのメールの送受信、PIMとの同期を図ることが出来ます。メールにおいては、ほぼリアルタイムでPush受信することができます。 また、BlackBerryEnterpriseServerの管理者によって、BlackBerry端末を制御することができます。

BlackBerryInternetService(BIS)

主に、個人や中小企業を対象としたサービスです。BESとは違い、通常のPOPメールやIMAPメール、GmailやHotmail、Yahoo!メール、 LivedoorメールなどのWebメールが簡易にBlackBerry端末で送受信が出来ます。2010年12月にはspモードに対応し、 @docomo.ne.jpのメールアドレスも利用可能となりました。Eメールは、iモードメールのように、メールサーバにメールが着信すると、 PUSHでBlackBerry端末に着信します。BlackBerry端末が、各メールサーバへアクセスしているのではなく、BBISといわれるBIS用のサーバーが 設定したメールサーバーを巡回し、新着のメッセージがあると、各端末にメールを配信します。BlackBerryInternetServiceを利用すると 通常のPOPメールやWebメールの他に、BlackBerry用のメールアカウント(.blackberry.com)が付与されるため、パソコンを持っていない人 でも利用する事も可能となります。その他の機能として、メッセンジャー機能やWebブラウジングなどが出来、更に様々なアプリを 利用することが出来ます。特に、Googleとの連携が強く、GmailやGoogle Talk、Googleカレンダ、Google Mapsなどとのリモート連携が 図れます。メールの設定と署名の設定は、BlackBerry端末上で設定する事が可能ですが、ユーザー名を作っておくことにより、 パソコンからBlackBerry設定サイトにアクセスし、メール設定と署名の編集の他に、フィルタの設定を行うことができるそうです。

BlackBerry Dual Service(BDS)

1つのBlackBerry端末でBlackBerryEnterpriseService(BES)とBlackBerryInternetService(BIS)ができるサービスです。 2008年9月より日本ではNTTドコモよりサービスが開始となりました。BES用のメールは統合メールアイコンで実施し、BIS用のメールは アカウント毎にメールのアイコンができます。統合メールでもBISメール統合され送受信ができます。ブラウザはBlackBerryブラウザと Internetブラウザとアイコンが2個でき、BlackBerryブラウザはBESにアクセスし、InternetブラウザはBISにアクセスします。

BlackBerryのアプリケーションについて。

BlackBerryアプリケーションはRIM社より開発キットやマニュアルが公開されており、原則自由に開発が可能だそうです。 BlackBerryのアプリケーションについて紹介します。

BlackBerryAppWorld

RIM社でも2009年4月1日にBlackBerry用のアプリケーションの配布用のサイト「BlackBerryAppWorld」を開設しBlackBerry用の アプリケーションの配布を始めています。2010年6月より日本でも無料版の提供が開始されました。 2010年8月にはAppWorldのバージョンが2.00へあがり、日本でも有料アプリケーションの購入が可能となりました。 有料アプリケーションの支払い方法は、クレジットカードのほか、PayPalでの利用も可能となっています。 アプリの種類は、本、株価ツール、ニュース、スポーツ、地図、ビジネスツール、コミュニケーションツール、ゲーム、テーマ等があります。 BlackBerryAppWorldでダウンロードしたアプリケーションの履歴は、MyWorldといわれるダウンロード履歴に保存され、 一度ダウンロードしたアプリケーションは、同じユーザー名でログインすれば、端末を変えたり、端末を初期化したとしても、 再度無料でダウンロードしたり、PCから取り込むことが可能となっています。

BlackBerryの日本で発売されている端末について

日本国内で販売されている機種は、BlackBerry8707hとBlackBerryBold、BlackBerryBold9700、BlackBerryCurve9300です。

BlackBerry8707h

2006年にBlackBerryで初のWCDMA対応機が8707シリーズがリサーチ・イン・モーションからリリースされたため、 同年9月に初めて日本でNTTドコモのFOMA回線で利用可能となり、日本で始めてBlackBerryEnterpriseService(BES)と共に発売された BlackBerry端末です。

BlackBerryBold

カナダの携帯電話メーカーリサーチ・イン・モーション社が開発したBlackBerryシリーズのスマートフォンで、HSDPAに対応する 最上位機種です。日本ではNTTドコモよりdocomoPROseriesの端末として発売されています。

BlackBerryBold9700

BlackBerry Boldの後継機種で、日本ではNTTドコモより、2010年7月よりドコモスマートフォンシリーズとして発売が開始されて います。BlackBerryOSが4.6から5.0にバージョンアップし、iモード絵文字やゴシック体のフォントが利用できるようになりました。 spモードのメールも対応し、@docomo.ne.jpドメインが利用できます。本端末からビジネス重視から、コミュニケーション重視に転換し、 メッセンジャー機能を強化し、mixiやTwitter、facebook、MySpaceといったSNSや、BlackBerryメッセンジャーやFlickr等の画像の 共有などの連携機能を強化しています。BlackBerryAppWorldもプリインストールされています。

BlackBerryCurve9300

日本で発売される始めてのBlackBerryCurveシリーズの端末です。OSや機能面や搭載されているアプリケーションはBold9700とほぼ同じですが、 液晶の解像度やカメラの画素をBoldシリーズよりも落とし、価格を下げ、気軽に購入できるようにしたモデルです。 形状もBlackBerryBold9700などと同様にストレート型、QWERTYキーボード採用の端末ですが、音楽再生用のメディアボタンを端末上部に 配置し、より個人でも楽しめる端末となっています。